全ての製造工程の職人が在籍。製材から納品まで自社で行う一貫した製造体制で「タフで優しく美しい」品質を守り抜いてきました。業界的に機械化が進んでいますが、わたしたちは今でも、職人の「手」の感覚を大切にしています。それは、家具は人が使うものだから。触れた時の感触、座り心地、使いやすさを職人の手で確かめながら作り上げていきます。
創業時からこだわり、今も守り続けているのが「ほぞ組み」の技術です。木の接合部分を凹凸に削り組み上げ頑丈でねじれに強くなり、脚が細く繊細なデザインの椅子も頑丈に作り上げることができます。
職人の腕ひとつで、品質にも美しさにも違いが出るもの。技術を守り、磨くことを忘れません。
川端のものづくりは木を仕入れ製材するところから始まります。椅子やソファの製造に求められる技術は多種多様。ひとつの椅子を作る木工技術で一人の木工職人が育つと言われるほどです。職人全員が木取りから仕上げまで一貫して担当しています。
製品に合わせ最も適した木肌に整える工程。仕上がりに合わせて複数の塗装を繰り返すこともあれば、木肌を生かしたラフなオイル仕上げなど様々な風合いに対応します。むらなく均一に塗装する職人技は、リペアの際にも発揮されています。
テープを張り、その上に様々な密度のウレタン材を貼り付け、最後に生地を張る工程。使い始めた時の座り心地が10年続くようにタフで心地よい座り心地にこだわります。生地は契約メーカーと直接取引しています。
完成した製品を現場に設置する工程。店舗や施設には職人が直接出向き設置まで行なっています。最適な手入れの仕方もお伝えでき、メンテナンスの計画も立てやすくなります。県外からの設置依頼にも対応しています。